広島・野村 8回勝ち越し許すも復調気配「全体としてはいい投球」

[ 2017年6月11日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   広島1―2楽天 ( 2017年6月10日    Koboパーク宮城 )

<楽・広>8回、勝ち越されマウンドを降りる野村
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 広島は6連勝で止まっても、先発した野村が腰の違和感から復帰後2度目の登板で最長の7回1/3を投げて着実な復調を示した。

 7回を投げ終えた時点で115球。1―1の8回も続投し、1死一塁からペゲーロに外角シュートを左翼線へ打ち返され、決勝点を奪われた。「狙ったところには投げられた。力負け」。2失点で2敗目が付いても126球は離脱前を含めて今季最多を数えた。

 「全体としてはいい投球ができたけど、チームが負けて残念。次に向けてしっかり準備してまた頑張りたい」

 緒方監督も「今シーズン一番くらいの投球内容だったと思う。本当にいい投球をしてくれた」と評価。前日9日に初勝利を挙げたジョンソンとともに先発陣の左右の両輪が本来の姿に近づいてきた。 (柳澤 元紀)

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2017年6月11日のニュース