連敗止まっても…巨人マシソン また救援失敗 カミネロ13日にも昇格へ

[ 2017年6月11日 05:41 ]

日本生命セ・パ交流戦   巨人2―3日本ハム ( 2017年6月10日    札幌ドーム )

<日・巨>8回1死二、三塁、中田に逆転の2点二塁打を浴びるマシソン
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 巨人は球団ワーストとなった13連敗を止めた後の一戦で今季14度目の逆転負け。高橋監督は「(救援陣は)チーム的に苦しいところ。いるメンバーで何とか乗り切りたかった」と表情を曇らせた。

 2―1の8回、先発の田口が先頭に四球を与えて降板。田原、森福に続き、1死一、三塁の場面でマシソンを投入した。だが中田にカウント2―2から空振りを狙った高めの直球が中途半端な高さの失投。逆転2点二塁打を浴び「あと5センチくらい高ければいい球だった」と肩を落とした。

 得点力アップのため2日に守護神カミネロの出場選手登録を抹消。中継ぎ強化のため、この日から先発だった吉川光をブルペン待機させたが、マシソンが2日のオリックス戦に続く救援失敗。カミネロを最短で再登録できる13日のソフトバンク戦から1軍に昇格させる可能性が高まった。

 1点を追う7回無死一、二塁では長野に代打・寺内を送り、犠打を成功。内野ゴロに敵失が絡んで2点を奪ったが、指揮官は「2点ではいい攻撃ができたとはならない」と今季最少タイの4安打にも苦言。連敗は止まっても波に乗れない。 (川島 毅洋)

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2017年6月11日のニュース