栗山監督「野球はすごい」 日系人強制収容所跡地で再認識

[ 2017年2月6日 07:19 ]

アリゾナ州で第2次世界大戦時の日系人強制収容所跡地を訪れた日本ハム・栗山監督
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 アリゾナ州ピオリアで春季キャンプを行っている日本ハムの栗山英樹監督(55)が5日(日本時間6日)、初めての休日を利用して同州で第2次世界大戦中の日系人の強制収容所だった跡地を訪問した。

 「日系人野球の父」といわれている銭村健一郎が収容所の近郊に手作りの野球場「ゼニムラ・フィールド」を建設し、日系人収容者たちに希望や笑顔をもたらした場所。

 当時の時代に思いを馳せた栗山監督は「“苦しい”とか“辛い”とか簡単に言ってはいけないんだな。野球をやれるだけで幸せ」と自分に言い聞かせるように語り「先が見えない生活を送っていた方々に野球が楽しみを与えていた。野球はすごいと思う」と再確認していた。

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