大山ドキドキ 鳥谷イジり「滑り込め!」“黒幕”は福留でした

[ 2017年2月6日 05:42 ]

走塁練習で鳥谷(右)に滑り込みを指示する大山
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 1軍の宜野座組に抜てきされた阪神の新人3選手は、そろってケガなく第1クールを乗り越えた。ドラフト1位・大山(白鴎大)は打撃ではプロのレベルの高さを痛感する毎日ながら、守備では強肩をアピール。ベースランニングでは福留の“裏工作”で大先輩の鳥谷に「滑り込め!」と指示を出すなど、チームに溶け込んでいるところを見せた。

 「すごく勉強になる一日一日だったと思います。(溶け込むのは)まだまだだと思いますが、先輩方が話しかけてくれるのはすごくありがたい。(鳥谷への指示は)福留さんです。本当にやっていいのか、悪いのか分からなかったんですが」

 緊張と初体験の連続だった第1クールを初々しく振り返った。ベースランニングでは鳥谷に滑り込ませた後、今度は金本監督の指令で審判役として「アウト!」と宣告して観客は大受け。その後の内野ノック中に鳥谷から「アウトだったか?」と聞かれ「セーフです!」と即答し、そつのないところ?も見せた。

 ドラフト2位の小野(富士大)は今キャンプ初めて2日連続ブルペン入り。金本監督から早くも素質を絶賛されていて、「次のクールからは変化球とかクイックとか入れてピッチングをやりたい」と表情を引き締めた。同5位の糸原(JX―ENEOS)も順調にメニューを消化。金本監督は「3人とも体ができて経験を積めば、将来は投打の中心になっていけるようなものは見せてくれた」と高評価だった。

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2017年2月6日のニュース