ソフトB達川ヘッド ドラ1正義に黒田を見た「プロで生き残るやつは…」

[ 2017年1月20日 05:30 ]

田中(右)と話をする達川コーチ
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 正義の体幹の強さは黒田級じゃ――。ソフトバンクの達川ヘッドコーチが福岡県筑後市のファーム施設で新人合同自主トレを初視察。わずか1時間程度の滞在だったが、ドラフト1位・田中(創価大)について「ええ体しとる。一回り大きい。体幹の力が違う」とほれ込んだ。

 さらに「プロで生き残るやつは体力がある。(広島時代に指導した)黒田、新井もあれだけやっとる。(工藤)監督も体が強かった」とし、昨季限りで引退した元広島・黒田博樹氏らを引き合いに出した。

 体の強さは、ケガをしない体につながる。黒田氏も強じんな肉体で、ヤンキース時代には3年連続200イニング登板を記録した。田中は昨春に右肩痛を発症したが、達川ヘッドは「挫折は早いうちにした方がええんよ。肩を壊さんように周りを鍛えたんやないかな」と、ケガ予防への意識の高さを指摘。これには田中も「(故障で)肩のコンディショニングを知った」と同調した。

 前日には千葉県内の病院で右肩の定期健診を受けた田中。21日からの第4クールでのブルペン入りを見据え「(状態は)悪くはない」と話した。

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2017年1月20日のニュース