雄星、スイーツ断ち 甘い新婚生活の中「甘い誘惑」と格闘

[ 2016年11月16日 05:30 ]

海水の温水プールに浮かぶ西武の(左から)浅村、秋山、菊池。後列右は炭谷

 今季チームトップの12勝を挙げた西武・菊池が15日、オフ期間に大好物のスイーツを断ってダイエットすることを宣言した。千葉県内の施設で海水プールに入って疲労回復するプログラムに主力4人で参加。シーズン中に101キロあった体重を既に「5キロ落とした」と明かし、来年2月のキャンプインまでに「あと3~4キロは絞りたい」と目標設定した。

 
 甘いものには目がない。「シュークリームだと3~4個はいっちゃう」。昼食後、3時のおやつ、夕食後と「3度のメシ」ならぬ「3度のスイーツ」がルーティンだったが、シーズン後はやめている。
 
 大きな体は、最速157キロを誇る剛速球の源でもある。一方で、ケガのリスクも伴う。今年は6月に右脇腹を痛めて離脱した。「夏場は練習量が落ちる。体重が増えてきたころにケガをしてしまった。来季は一度も離脱せず、ローテーションの中心で回りたい」。7年目で自身初の2桁勝利をマークしたが、さらに高みを見据えているからこそ食生活を見直す。
 
 今年6月にフリーアナウンサーの深津瑠美と結婚した。「奥さんに“甘いもの食べていたら注意してね”とお願いしている」。甘い新婚生活を送っているが、愛妻に目を光らせてもらいながら「甘い誘惑」と格闘している。今年のドラフトでは1位の今井(作新学院)ら投手4人が指名された。「高卒の新人も入ってくる。後輩には負けたくないので。背番号(16)ぐらいは勝ちたい」。ご褒美のスイーツは来季に納得のいく結果を出してからだ。(重光 晋太郎)

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2016年11月16日のニュース