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「有言実行」ハム・西川が打率3割達成 12球団屈指のリードオフマンに成長

ガッツポーズの西川
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 有言実行。日本ハム・西川が今季の目標に掲げていた「打率3割」を達成した。今季中盤から「1番・左翼」に定着し、打率・314はパ・リーグ2位の堂々たる成績だ。

 打率・290台だった8月のある日。「3割は意識する?それとも意識したくない?」と尋ねたところ、「バリバリ意識する。意識しないと目標ではなくなる。それで3割打てないようではダメ」と言い切った。そこから打率はぐんぐん上昇。自らに重圧を掛け、それを乗り越える。真のプロの姿だった。

 西川自身は「前からやっている。特に変わったことはやっていない」と煙に巻くが、交流戦中から明らかに打撃に対する意識が変わったように思う。フリー打撃に参加する前のティー打撃。体の前までボールを引きつけ、逆方向へカットするような打球を打ち続けていた。「四球率(四球÷打席数)」は昨季の・115から・123に上昇。わずかな差だが打席の中で「粘り」が生まれたのではないか。今季パ・リーグ3位の41盗塁をマークした俊足を飛ばし、併殺打はゼロ。12球団屈指のリードオフマンに成長した。

 日本ハムの攻撃陣は伝統的に「2ストライクアプローチ」を実践する。追い込まれるまでは直球を反対方向に打ち、追い込まれたらひたすらファウルで粘る意識だ。それを中田、レアード、陽岱鋼(ヨウダイカン)ら一発のある打者を除き、チーム全員で技術、意識を統一する。その代表格である田中賢も「遥輝(西川)は今年途中からできるようになって打率が上がってきた」と成長を認め、西川自身も「これまでできなかったことができるようになったことは確か」と手応えを口にした。

 西川は「まだ“へっぽこ打者”ですよ、僕は。三振が多いからね」と謙虚だが、主砲の中田も「遥輝は天才」と認める逸材だ。12日には本拠・札幌ドームでクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルSが開幕する。「1番・左翼、西川」。チ―ムを「日本一」に導くことができれば、さらなる成長が待っている。有言実行。かっこよすぎる姿をまだまだ見たい。(記者コラム・柳原 直之)

[ 2016年10月11日 11:10 ]

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