創価大・正義 10・3プロ志望届提出へ ロッテ、阪神など4球団視察

[ 2016年9月28日 05:30 ]

登板を終え、取材に応じる創価大・田中

東京新六大学野球 創価大5―1東京国際大

(9月27日 さいたま市川通公園)
 今秋ドラフトの目玉、創価大の最速156キロ右腕・田中正義投手(22)が来月3日にプロ志望届を提出することになった。

 この日の東京国際大戦では7回2安打1失点で6奪三振。3回まで毎回、先頭打者に四球を与えるも、4回1死から4連続三振を奪うなど修正した。6回2死まで無安打で直球は最速152キロ。「(計5四球で)あんなにボールが先行したことはなかった。必死にやっただけ」と振り返った。

 4回戦のうち3度登板し、中1日で先発。岸雅司監督は「こういう起用法は初めて。“おまえの野球人生が変わるかもしれない試合”と言った」とし、本人は「僕もそう思います」と答えたという。3日には同じドラフト候補の池田隆英投手(4年)とともに志望届を提出する。ロッテ、阪神など4球団のスカウトの前で投球中に何度も「よっしゃあ!」と雄叫びを上げた田中は「意識して(気持ちを)奮い立たせようとした」と話した。

 ▼ロッテ・永野吉成スカウト Sクラスという素材の良さは変わらない。きょうは立ち上がりが不安定だったけど、気持ちを入れて修正していた。

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2016年9月28日のニュース