ボンズ氏 Aロッドに自分の記録は抜けないと断言「2年では無理だ」

[ 2016年4月13日 12:16 ]

マーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチ (AP)

 米国のニューヨーク・デーリーニューズ(電子版)は12日、マーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチ(52)が、自身の持つ歴代最多の本塁打記録をヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(40)に破られることはないと考えていると報じた。

 ボンズ打撃コーチは現役時代に762本塁打を記録。一方、ロドリゲスは12日現在で歴代4位の688本塁打としている。歴代単独トップに立つためには、あと75本の本塁打が必要だが、ロドリゲスはヤンキースとの契約が切れる2017年シーズンを最後に現役を退くとの報道がされている。

 このような背景がある中、ボンズ打撃コーチは同メディアに対し、「(歴代単独トップに立つためには)2年では無理だ」と、ロドリゲスが年平均37・5本ペースで本塁打を量産することはないとの考えを述べたという。

 ロドリゲスは昨季、151試合に出場して打率2割5分、33本塁打、86打点と活躍。今季は9日のタイガース戦で1本の本塁打を放っている。一昨年の2014年シーズンは禁止薬物使用のため、リーグから1年間の出場停止処分を受けたが、これがなければ、ボンズ打撃コーチもこのような余裕のコメントはできなかっただろう。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月13日のニュース