警視庁 高木元投手を任意聴取 暴力団関係者ら関与の有無調査

[ 2016年4月13日 05:30 ]

1年間の失格処分となった高木京元投手

 巨人の野球賭博問題で、警視庁組織犯罪対策4課が高木京介元投手(26、写真)を任意で事情聴取したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。

 組対4課は既に笠原将生(25)ら3人の元投手からも任意で事情を聴いており、賭博事件として立件できるか、事実関係を確認している。高木元投手は日本野球機構(NPB)の調査に賭博行為を認めている。

 組対4課は高木元投手の携帯電話の通信履歴を解析するなどして、暴力団関係者など反社会的勢力の関与の有無を調べるとともに、笠原元投手からも改めて事情を聴くとみられる。巨人は3月8日、高木元投手の野球賭博への関与を発表。熊崎勝彦コミッショナーが同22日、1年間の失格処分とし、巨人は同日契約を解除した。

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