中日 5番ブレーキで5割逆戻り 無死満塁でたった1点じゃ…

[ 2016年4月13日 05:30 ]

<広・中>初回無死満塁、ビシエドが右前に先制適時打を放つ

セ・リーグ 中日1―3広島

(4月12日 呉)
 中日は97年8月21日以来、19年ぶりとなる呉で打線がつながらず逆転負け。2連敗で勝率5割に逆戻りした。

 「初回が全て。1点取った後、点が取れなかったのが裏の2失点になった」。険しい顔で谷繁監督が振り返った攻防がすべてだった。先頭大島の四球から荒木、高橋の連打で無死満塁。ビシエドが7試合ぶりの打点となる先制の右前適時打を放ち、続けて満塁と攻め立てるも、5番ナニータが空振り三振。藤井が痛恨の三ゴロ併殺打。その裏に2点を失って逆転されると、5回以降は出塁さえできなかった。

 5日に左股関節痛で平田が抹消されて以降の5番には、谷(1試合)、ナニータ(3試合)、福田(2試合)、赤坂(1試合)が起用されて計23打数3安打、打率・130。5番がブレーキ役となっている現状に、指揮官は「打つ方が、個々に少しずつ調子をあげていかないと」とうめいた。

 ▼中日・若松(8回3失点で今季初黒星) 先制点をもらった後(の初回の失点)がダメでした。安易に入りすぎました。勝たないと意味がないので、次は勝ちます。

続きを表示

2016年4月13日のニュース