大谷 足で天敵ディクソンに一矢 外野手もたつき一気二塁、決勝生還

[ 2016年4月13日 09:30 ]

<オ・日>2回1死、左前打を放ち、打球の処理がもたつく間に二塁へ滑り込む大谷

パ・リーグ 日本ハム4―0オリックス

(4月12日 京セラD)
 日本ハム・大谷が足で勝利を呼び込んだ。2回1死。オリックス・ディクソンのチェンジアップを左中間寄りにはじき返した。一塁を回ったところで左翼手・吉田正がもたつくのを見るや再加速。一気に二塁を陥れた。続くレアードの中前打で踏んだ先制のホームは、そのまま決勝点となった。

 「(吉田正が)ファンブルしていたのでいけると思った」。先発した10日の楽天戦(コボスタ宮城)から中1日での「6番・DH」。6日の西武戦(西武プリンス)で走塁中、両足首をひねって途中交代して以来の打者での出場にも「不安はなかった」。白井内野守備走塁コーチ兼作戦担当も「常に次の塁を狙う選手にしかできない走塁」とうなった。13年から3年間で通算9勝を許している天敵・ディクソン相手の快勝。やはり大谷の存在感は計り知れない。 (柳原 直之)

 ▼日本ハム・吉川(6回1/3を3安打無失点で今季2勝目)大野さんがいいリードをしてくれた。しっかりコースにも投げられた。

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2016年4月13日のニュース