オリ開幕10戦連続本塁打なし 初回、糸井がビデオ判定飛球も…

[ 2016年4月7日 09:04 ]

<オ・楽>初回、本塁打と思った打球がファウルでガックリの糸井

パ・リーグ オリックス2―5楽天

(4月6日 京セラD)
 最後は一発出れば同点の場面でオリックス・吉田正が中飛に倒れた。新人に求めすぎるのは酷でも、象徴的な終幕だった。

 初回には糸井の右翼ポール際への大ファウルもあったが、ビデオ判定でも覆らず。6回の吉田正の右翼フェンス直撃の打球も、あと1メートル…。これで開幕から10試合本塁打が出ず、2リーグ制以降、チームの最長記録(12年)に並ぶトンネルだ。福良監督も「あまり気にしていないが、どこかで1本出てくれれば」と期待するしかなかった。

 本塁打が出なくても勝てばいいが、現状は問題が山積している。コーディエが9回にウィーラーに2ランを被弾されるなどクローザー問題も一つ。先発の東明もピリッとしない5回7安打4四球での3失点。さらにボグセビックの中堅守備…。開幕から4カード連続で勝ち越しに失敗し、借金は最大の4になった。踏ん張りどころだ。

 ▼オリックス・東明(5回での降板に)カウントを悪くして、四球、四球。2試合連続で四球を出してしまっている。こういうことが続くと信頼してもらえないので反省したい。

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2016年4月7日のニュース