広島ジョンソン 3度目の正直!完投逃すも堂々今季初星

[ 2016年4月7日 05:30 ]

<広・ヤ>ジョンソン(右)は今季初勝利を挙げウイニングボールを手にエルドレッドらナインとハイタッチ

セ・リーグ 広島6―3ヤクルト

(4月6日 マツダ)
 広島の左のエース・ジョンソンが3戦目で今季初勝利を挙げた。

 「勝ちが付くのはやっぱりうれしい。8回までは自分が思うようなピッチングができた」。4回に山田の一発を浴びたもののヤクルト打線に的を絞らせず、8回終了で101球の完投ペース。その8回攻撃はバットをグルグル回して打席に入り中前打。このハッスルぶりが裏目に出たのか、9回1死から崩れて四球と3連打で2点を献上。守護神・中崎の救援を仰いだ。過去2回は開幕戦の3月25日DeNA戦では8回2失点で負け投手、2戦目の同31日の中日戦は6回無失点もチームが逆転負けする不運もあった。この白星で流れは変わる。

 チームは連勝で貯金1となり、2位・阪神とは0・5差。緒方監督は「ここまで3試合とも素晴らしいピッチング。1年間、軸として回って貯金をつくってもらいたい」と期待を掛けた。

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2016年4月7日のニュース