オリ・コーディエ クイックいらない「ランナーは目で抑えてきた」

[ 2016年2月23日 07:40 ]

オリックスのコーディエ

 オリックスの守護神候補エリック・コーディエ投手(29)がクイックに不安をのぞかせた。

 報道陣の取材で、米国時代に「クイックで投げたことがない」と告白。それでも「ランナーは目で抑えてきた」と豪語し、「アメリカ人はクイックが遅いから、日本に来るといつでも走れるとよく言われるが“走れるもんなら走ってみろ!”と思うね」と表情は穏やかながら、逆ギレ気味に“挑発”した。

 この日は打者に球種を伝達せずに投げる「1カ所バッティング」に登場。クイックも交えて21球を投げ、11球がボール球という荒れ模様だった。それでも本人は「シーズン中は、あんなにボール、ボールとはならない」と涼しい顔。とはいえ、気分を害したのか、「走ってみやがれ」と強い言葉で自信を表した。

 福良監督は苦笑いしつつも「きょうはコントロールが悪かったけど、これからでしょう。器用さもある」と不問。予定通り、25日の韓国・斗山戦で実戦デビューする。最速166キロ右腕は「キャンプ期間中は結果は関係ない。成績に残らないので無視して、その日の目標を達成できるようにする」とマイペースを強調した。(鶴崎 唯史)

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2016年2月23日のニュース