トランプ氏 カブスからの献金疑惑を一蹴「オーナー家族には注意しろ」

[ 2016年2月23日 13:05 ]

 米大統領選の共和党指名争いに出馬している実業家のドナルド・トランプ氏(69)が22日、自身のツイッターを更新。支持者やライバルの候補者ではなく、大リーグのカブスへ向けてメッセージを発信した。

 ここまで快進撃を続けるトランプ氏は自己資金での選挙活動を強みとしてきた。他の候補者は有力企業などから献金を受けており、その影響で政策に対して圧力がかかることもあるからだ。

 企業の操り人形とはならないトランプ氏は、自身の掲げる政策を何ら圧力も受けずにしっかりと具現化できると公言してきたが、その言葉に疑問を抱かせる報道がされた。カブスを保有するリケッツ家が、同氏に対して秘密裏に資金提供を行っているというものだ。

 2009年にカブスを買収したリケッツ家は大富豪として知られ、一家の長であるジョー・リケッツ氏(74)はネット証券会社の創設者。トランプ氏も負けない米国の不動産王だが「あの家族には注意した方がいい。隠し事がたくさんあるようだ」とリケッツ家を軽く揶揄しながら報道を一蹴した。

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2016年2月23日のニュース