同じドミニカ出身のヤク助っ人は同情「みんな護身用に持っている」

[ 2016年2月23日 06:44 ]

ヤクルトのペレス

 ナバーロ容疑者と同じドミニカ共和国出身の新外国人選手、ヤクルトの左腕ペレスは「向こうでは、みんな(拳銃を)護身用に持っている。故意じゃないと思うし、野球をしに来たのにできなくなるのは気の毒だ」と率直な感想を口にした。

 同国の治安は決して良くなく、特に高収入を手にする大リーグ選手やその家族が誘拐されるケースもある。12年11月には、元ヤンキース投手で通算67勝のパスカル・ペレス氏が強盗団に襲われ殺害。同じ中南米のベネズエラでも、11年にナショナルズのウィルソン・ラモス捕手が誘拐された。

 10年に中日・ネルソン投手が球団から3カ月の出場停止処分を受けたが、当時、球界からは「重すぎる」との声もあった。球界関係者の一人は「野手と先発投手では出場試合数が異なる。単なる過失であるならば、3カ月は長すぎる」との見解を語った。

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