マー君 変化球解禁 術後初ブルペン「悪くなかった」

[ 2016年2月21日 05:30 ]

ブルペンで25球を投じた田中

 ヤンキースの田中がメジャー3年目のキャンプインを迎え、ブルペンで変化球を交えて25球を投げた。昨年10月に右肘骨片除去手術を受けて以降、ブルペン投球で初めて変化球を解禁。

 「やっぱりユニホームを着ましたし、あれだけ周りにたくさんの人がいたので自然と腕が振れた。あそこまで投げられたのは順調でよかった」とアドレナリン全開の投球を見せた。

 球数が限られているため「きょうはこれを投げておきたいというのがあった」と変化球はカーブ、スライダー、スプリットの3種類を試投。「変化球を投げている感じも悪くなかった」と好感触を得て、今年初めて投球を見守ったジョー・ジラルディ監督も「とてもいい感じで投げていた」と手術からの順調な回復ぶりに安どの表情だった。

 今後は例年通り中2日のペースでブルペンに入る予定。2年連続となる開幕投手最有力の27歳右腕は「傾斜から投げないと実際に分からないことがたくさんある。まだまだしっかりと投げていかないといけない段階」と気を引き締めた。 (タンパ・東尾 洋樹)

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