期待のサイド左腕・公文に“松井の目”由伸監督と並んで視察

[ 2016年2月7日 08:10 ]

フリー打撃に登板した公文

 左の中継ぎとして期待される巨人・公文が、今キャンプ初の打撃投手を務めた。高橋監督が松井臨時コーチを呼び寄せ、並んで視察する中、中井と岡本に登板し「悪くはなかった。(松井氏もいたことは)知らなかったです」と集中していた。

 1軍定着を狙う中井に、売り出し中の岡本が相手。13年以来の1軍登板を目指す公文も負けてはいなかった。回転のいい球を投げ込み、打者を苦しめた。昨秋にスリークオーターからサイドスローに転向。インステップから投げ込む変則左腕が、その存在感を示した。

 別の投手を見ていた松井氏にわざわざ声を掛けた高橋監督は「同じ左バッターなので、ちょっと話をした。まず左対左が大事になる」と明かした。過去2年は1軍登板なしに終わったが、今キャンプは1軍スタート。貴重なリリーフ左腕として1軍定着を勝ち取る。(川手 達矢)

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2016年2月7日のニュース