大谷 野手で紅白戦出場 無安打も「ボールの見え方は悪くない」

[ 2016年2月7日 10:15 ]

 日本ハムは6日、米アリゾナ州ピオリアでキャンプを行い、大谷が「1番・指名打者」で初めての実戦となる紅白戦に出場した。2打数無安打に終わったが「打席に立てたのが良かった」と話した。

 1回は空振り三振に倒れ、3回の第2打席も二ゴロ併殺打と快音は響かなかった。この時期は結果ではなく、あくまでも実戦経験を重ねることに主眼を置いている。それだけに「ボールの見え方は悪くないかな」と前向きだった。

 他の選手とは違い、今季も投手と野手の「二刀流」に挑む21歳には両方の調整に割く時間がそれぞれ必要だ。首脳陣は今後も野手としてできる限り多くの実戦機会を与える方針。栗山監督は「翔平(大谷)ならやれる。翔平らしく前に進む感じがあればいい」と期待を口にした。(共同)

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2016年2月7日のニュース