長野　2500万円ダウンで更改、新選手会長決意新た「必ず優勝」

契約更改を終え、記者会見に臨む巨人・長野

　巨人の長野が２５日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２億円から２５００万円ダウンの１億７５００万円でサインした。「僕自身とてもふがいないシーズンでしたし、チームとしても優勝できなかったということが一番残念なシーズンだった。監督も代わられたし、必ず優勝して胴上げしたい」と決意を新たにした。

　昨オフに右肘と右膝を手術。懸命なリハビリで開幕に間に合わせ、１年間、１軍で戦い抜いたが、今季は１３０試合の出場で打率・２５１、１５本塁打、５２打点と不本意な成績に終わった。今オフも年明けは米グアムで自主トレを行う予定で「しっかり打てるように走り込みたい」と宣言。新選手会長にも就任し、高橋新監督からはリーグ優勝、日本一奪回へのキーマンの１人に指名されている。色紙には来季の目標を「志」と記した。雪辱の来季に向けて「監督のように勝負強い選手を目指したい。ランナーのいる場面で打てるように、得点圏や打点を意識してやっていきます」と今季の代打打率・３９５と驚異的な勝負強さを発揮した高橋新監督の名前を挙げて、巻き返しを誓った。（金額は推定）