巨人、賭博の再発防止へ4案 紀律委員会の第1回会合で承認

[ 2015年11月25日 05:30 ]

 巨人は24日、野球賭博の再発防止に向けて設立された紀律委員会の第1回会合を球団事務所で開いた。ロッキード事件やリクルート事件で活躍した元東京地検特捜部の検事で、球団の特別法律顧問を務める松田昇弁護士ら17人が参加した。

 承認された防止策は(1)寮の自室での新人との対話(2)春季キャンプでの講習(3)球宴期間中の選手会主催の講習(4)退寮時の聞き取り。

 (1)は紀律委員会の松尾英治事務局長と、同委員会に入った警察OBがキャンプ前に行う。最終的には対象を全寮生に広げる方針。松尾事務局長は「選手との距離を縮めて信頼関係を築き、事を進めたい。部屋に入れば生活面も分かる」と言い、元選手で18年間マネジャーを務めた経験を生かす。

 委員会は今後も年に数回、会合を開く。また、楽天は弁護士、阪神は兵庫県警の講師を招いて講習会を行った。

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2015年11月25日のニュース