セ新人王はDeNA・山崎康、パは日本ハム・有原

[ 2015年11月25日 17:58 ]

最優秀新人に輝いたDeNA・山崎康(左)と日本ハム・有原

 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2015」が25日、都内のホテルで開かれ、今季の最優秀新人(新人王)にセ・リーグはDeNA・山崎康晃投手(23)、パ・リーグは日本ハム・有原航平投手(23)が選ばれた。

 山崎康は亜大から14年ドラフト1位でDeNA入り。1年目ながらチームの守護神としてフル回転した。プロ野球新人記録となる9試合連続セーブをはじめ、5月には新人最多の月間10セーブ、8月には90年の与田剛(中)を抜く新人最多の32セーブをマークした。今季成績は58試合登板、2勝4敗37セーブで防御率1・92。

 表彰式では「このような賞をいただけて本当にうれしく思います。歴代、過去に受賞した先輩の名前を見ると、本当に偉大で、その中に自分の名前が入るのは光栄。来年も、再来年も、ずっと同じように活躍できるように頑張りたい」ときっぱり。セーブ記録については「チームメートの方々に支えられて積み上げてきたものなので、うれしく思います」とし、重圧のかかる抑えの役割も「いいポジションだなと思います」と言い切った。

 一方、有原は早大から14年ドラフト1位で日本ハム入り。開幕は2軍スタートだったが、5月15日のオリックス戦(札幌D)でプロ初登板初先発し6回2失点で初勝利。9月5日のオリックス戦(ほっと神戸)では初完投を初完封勝利で飾った。今季成績は18試合登板、8勝6敗、防御率4・79。

 「この賞をいただけてとても光栄に思います。この賞をいただけたのもチームが勝ち星をつけてくれたから。感謝しています。来季はよりチームに貢献できるよう頑張りたい」
と有原は喜びのコメント。「ケガで始まってすごく悔しかったが、なんとか最後まで投げることができたので、そこは良かったかなと思う」と今季を振り返った。

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2015年11月25日のニュース