巨人“助っ投”躍動でCSファイナル進出!和田監督退任の阪神終戦

[ 2015年10月12日 16:48 ]

<巨・神>力投する巨人先発ポレダ

セ・リーグCSファーストステージ第3戦 巨人3―1阪神

(10月12日 東京D)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦(3試合制)が12日、東京ドームで行われ、レギュラーシーズン2位の巨人が先発左腕・ポレダの好投などで同3位の阪神を3―1で下し、14日から神宮球場でヤクルトと対戦するCSファイナルステージ進出を決めた。

 巨人は初回、先頭・立岡の右中間への三塁打などで1死一、三塁としてから阿部の中犠飛で先制。6回には1死一、三塁から阿部の右前打で1点を加えると、さらに阪神2番手・岩田の暴投でもう1点が入り、3点をリードした。

 阪神は4回まで巨人先発のポレダに1人の走者も出せず。1点を追う5回には、ゴメスの右翼線二塁打とマートンの三塁への内野安打で無死一、二塁と絶好の同点、逆転機を築いたが、関本と江越が連続三振に倒れ、代打・新井も遊ゴロに終わってチャンスをつぶした。3点を追う7回には先頭・福留の右越え本塁打で1点を返したが、ここで登板したマシソンにゴメス、マートンが連続三振仕留められるなど、あと1本が出ず。9回には3番手・沢村から鳥谷と代打・西岡が連打を放つなど1死二、三塁としたが、ゴメスが三振、マートンも遊ゴロと最後までホームが遠かった。

 巨人先発のポレダは6回0/3で64球を投げ、3安打無四球で福留のソロ本塁打による1失点のみ。7回から登板した2番手のマシソンも2回を完全に抑え、守護神・沢村につないだ。初戦で7回2失点だったマイコラスに続き、外国人投手が好投した巨人。ファイナルステージでは、セ・リーグを14年ぶりに制したヤクルトに挑む。

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