メッセ　タイ勝！２年連続Ｇ倒下克上ヘ「アドレナリン出た」

＜巨・神＞７回を２失点に抑えた先発のメッセンジャー

セ・リーグＣＳファーストＳ第２戦 阪神４－２巨人

（10月11日 東京Ｄ）
　投げては先発の阪神・メッセンジャーが７回を２点に抑え、勝利に導いた。１２１球を投げ抜いて先発の役割を果たし「いつも以上にアドレナリンが出て、調子は良かった。粘り強くピンチでアウトを取れた」と振り返った。

　初回にゴメス、マートンの連弾で先制したことで「３点が大きかった。楽に投げられた」と自信を持ってマウンドに上がれたという。９安打を浴びて毎回のように走者を出しながらカーブなどの変化球を効果的に使って要所を締めた。藤井との息もぴったりで「いい配球をしてくれた。最高のバッテリー」とご機嫌だった。来日６年目の今季は９勝１２敗。２桁勝利が４年連続で途切れ巨人戦も２勝４敗と黒星が先行した。だが今季開幕投手を務めた助っ人右腕は短期決戦で存在感を発揮した。