早実・清宮 延長サヨナラ負けでセンバツ絶望 6回に先制打も

[ 2015年10月12日 11:25 ]

<二松学舎大付・早実>10回1死二、三塁、二松学舎大付・鳥羽(右)のサヨナラ打でセンバツ出場が絶望的となり、ぼう然とする清宮

秋季高校野球東京都大会2回戦 早実1─2二松学舎大付

(10月12日 立川市営)
 来春のセンバツ資料となる秋季高校野球東京都大会2回戦が12日に行われ、清宮幸太郎内野手(1年)擁する早実は延長戦の末、二松学舎大付に1―2でサヨナラ負けを喫し、センバツ出場は絶望的となった。

 都大会ブロック予選から公式戦3試合連発中の清宮は、昨夏から2季連続で甲子園に出場した二松学舎大付との強豪対決に「3番・一塁」でスタメン出場。初回の第1打席は2死走者なしからスライダーを引っかけて遊ゴロに倒れたが、4回2死走者なしで迎えた第2打席ではスライダーを捉えて右中間二塁打。0―0の6回1死二塁ではスライダーを捉えて中前への適時打を放ち、チームに先制点をもたらした。9回は先頭で空振り三振だった。

 試合は9回裏、1点を追う二松学舎大付が敵失と安打で無死二、三塁とし、3番・市川の犠飛で同点に。1―1で迎えた10回、早実は先発したエース服部が無死一、三塁から二松学舎大付の2番・鳥羽に左越え適時二塁打を浴びて、力尽きた。

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