ロッテ下克上再び!デスパ特大V弾でCSファイナル進出

[ 2015年10月12日 17:42 ]

<日・ロ>7回無死、勝ち越しソロを放ったデスパイネ

パ・リーグCSファーストステージ第3戦 ロッテ2―1日本ハム

(10月12日 札幌D)
 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は12日、札幌ドームで日本ハム(シーズン2位)とロッテ(同3位)が対戦し、ロッテが2―1で逆転勝ち。対戦成績を2勝1敗とし、2年連続でファイナルステージへ駒を進めた。

 ロッテは初回に中田の適時打で1点先制を許したものの、直後に井口の一発ですぐさま同点に追いつくと、その後は互いに好機を作りながらもホームが遠い展開となる。

 先に得点機を演出したのは日本ハム。3回、2安打と四球で無死満塁と絶好の勝ち越し機を作ったが、近藤が投ゴロ、レアードが空振り三振、矢野が二飛と三者連続凡退。一方ロッテも5回に先頭の今江が左二塁打で出塁し、犠打と四球で1死一、三塁とした場面で荻野がスクイズを試みたが投手の正面に転がり失敗した。

 こう着状態が続く中、同点で迎えた7回に先頭打者のデスパイネがバックスクリーンへ特大の勝ち越し本塁打。悠々とダイヤモンドを回った。

 先発の涌井は初回、先頭の陽岱鋼を打ち取りベースカバーへ入る際つまずくアクシデントがあったものの、143球の熱投で7回途中まで1失点に抑える好投。松永、大谷、内とつないで1点のリードを守り切った。

 10年に3位から日本一に輝いた“下克上”再現へ、まず第一関門を突破。14日からヤフオクドームでソフトバンクと日本シリーズ進出をかけて戦う。

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