和田 引退言及せず 谷にエール「彼も19年間いっぱいやってきた」

[ 2015年9月13日 05:30 ]

<中・ヤ>試合前に話し込む小笠原(左)と和田
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セ・リーグ 中日3-2ヤクルト

(9月12日 ナゴヤD)
 今季限りでの現役引退が明らかになった中日・和田は、3―2の8回2死一、三塁の杉山の打席で、次打者の投手・山井の代打としてスタンバイしたが、最後まで出番はなし。ベンチから勝利を見守った。

 試合後には自身の去就について聞かれ「特に言うことはない。気持ちの変化も何もない」と言及を避けたが、引退については否定はしなかった。試合前練習中には世話になった野球評論家にあいさつする場面もあり、ユニホームを脱ぐ決意は固まっている。

 また、同じプロ19年目で現役引退を表明したオリックスの谷については「凄く残念で寂しいと言えば寂しい。ただそれぞれの考え方があるし、彼も19年間いっぱいやってきたと思うので…」と感慨深げだった。

 ▼広島・黒田 ちょっとビックリしています。人それぞれ、モチベーションやコンディションの維持の仕方は違う。自分の野球観で決断されたと思う。(04年アテネ五輪では)2学年上だけど、優しく接してもらった。まだまだできると思っていたし、残念です。

 ▼楽天・松井稼(西武時代の同僚)一緒にやっていろんな話をした。(打撃理論を)いろいろ聞くことも聞かれることもあり、年上、年下関係なく接してくれた。交流戦で会った時はまだまだできると思ったのに…。寂しくなります。

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