マエケン 今季初中4日も圧巻7回零封「気持ちで投げた」

[ 2015年9月13日 17:45 ]

<神・広>5回2死一、二塁、代打・坂(左)を中飛に打ち取り雄たけびをあげる前田健

セ・リーグ 広島3―0阪神

(9月13日 甲子園)
 今季初の中4日での登板。広島・前田健は「いつもと調子が違った」と話したが、それでもマウンドではいつものエースの存在感を見せつけた。7回2安打零封と圧巻の内容。試合後も「気持ちで投げました」と充実の表情だ。

 初回、3人を7球で片づけたのをはじめ、4回まで1イニングを3人ずつで料理した。5回1死、ゴメスにこの日初めての安打を許し、2死から今成にも左前打を浴びて初のピンチを迎えて打席には代打の坂。「(阪神が)勝負をかけてきた場面でしたが、0点に抑えることだけを考えていた」。カウント3-0になりながらも気負うことなく最後はスライダーで中飛に仕留めて雄たけびをあげた。

 これで自身5連勝。「大事な時にチームのために勝てていることは、いいことだと思う」と胸を張った。上位3強入りも見えてきただけに「少しでも順位を上げられるよう、投げる試合は全部勝つつもり」と力強く話した。

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