ゴメス代走に投手・島本!阪神 総力ドローで同率首位

[ 2015年9月13日 07:07 ]

<神・広>延長12回2死、右前打で出塁したゴメス(左)に代走の投手・島本を送る

セ・リーグ 阪神2-2広島

(9月12日 甲子園)
 阪神は広島を相手に何とか引き分けに持ち込み、ヤクルトに並ぶ首位に立った。4時間36分に及ぶ総力戦を終え、和田監督は「守る方は全員が集中して、しっかり守った」と息をついた。

 初回に先制されたが、福留の中前適時打ですぐに追い付くと、1―2の5回も大和の左前適時打で再び振り出しに。ただ、それ以降は好機で一本が出ない。12安打を放ちながら、わずか2得点。13残塁の拙攻に指揮官は「チャンスはあっただけに、勝ち越したかった」と歯がゆそうだった。

 それでも2番手以降の救援陣が無失点リレー。守護神・呉昇桓(オ・スンファン)は「問題ない」と2回を投げ抜いた。野手は全員使い切り、12回は安打のゴメスに投手の島本を代走に送るなど、最後まで執念を見せて戦った。「何とか(あすに)つなげてほしい」と指揮官が言うように、この引き分けを無駄にするわけにはいかない。

 ▼阪神・島本 びっくりした。いい経験になりました。

続きを表示

2015年9月13日のニュース