中日、代打攻勢ズバリ!阪神下し同カード過去最悪の9連敗逃れる

[ 2015年9月6日 16:48 ]

<中・神>7回1死満塁、代打・森野は均衡を破る右前適時打を放つ

セ・リーグ 中日5―0阪神

(9月6日 ナゴヤD)
 中日が6日、ナゴヤドームで行われた阪神戦で5―0で勝利。同カード過去最悪となる9連敗を逃れた。

 試合は両軍の先発が力投する投手戦となった。阪神の岩崎は初回3者凡退と立ち上がりから安定したピッチング。6回まで中日打線を無失点に抑えた。中日の若松は初回に1死満塁のピンチを背負うもゴメスを三振、今成を二ゴロに封じて切り抜けた。2回からは落ち着いた投球でスコアボードにゼロを並べた。

 均衡が崩れたのは終盤に入った7回。若松を援護したい中日打線は先頭打者のルナが死球で出塁、平田が右翼線への二塁打で好機を広げた。和田が三ゴロもエルナンデスが四球で1死満塁に。阪神投手が岩崎から安藤に代わったところで、森野が代打出場。初球をとらえて右前へ先制適時打を放った。2死からは若松の打席で代打に入った藤井が中安打を放ち追加点をもぎとった。

 8回には無死二、三塁で平田が左翼席へ13号3ランを放ち勝負を決めた。

 若松のあとを託された8回は浅尾、9回はバルデスが登板。阪神打線を抑えてリードを守り抜いた。7回4安打無失点の若松が8勝目(3敗)を挙げた。

 阪神は粘投した岩崎を援護できず。初回1死満塁の絶好機で無得点だったのが痛かった。

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