須田 急きょのプロ初S「こういう場面は得意」

[ 2015年9月6日 05:30 ]

<D・巨>中畑監督(左)から祝福される須田

セ・リーグ DeNA6-5巨人

(9月5日 横浜)
 DeNAの想定外のアクシデントを5年目右腕の須田が救った。9回に1点差に迫られ、なお1死一、三塁で救援。代打・アンダーソンを144キロ直球で空振り三振、堂上も中飛に仕留めてプロ初セーブを挙げ、お立ち台で「こういう場面は得意なんで気合が入っていました」と胸を張った。

 守護神・山崎康が蓄積疲労で数日間の休養。代役はエレラが務める予定だったが、ブルペンで投球練習中に右肩の張りを訴え、登板を回避した。代役の代役でベテランの長田が9回のマウンドを託されたが、ピンチをつくって降板。ロングリリーフ要員の須田をつぎ込んで薄氷の勝利に、中畑監督は「すげえ野球やるね。(前夜の逆転負けと)2つ負けたらジ・エンドだった。徳俵で踏ん張った。きょうの1勝は大きいよ」と声を弾ませていた。 (平尾 類)

 ▼DeNA・梶谷(3回に2戦連発の右越え11号2ラン)負けられない試合が続く。勝つことだけを考えたい。

 ▼DeNA・砂田(7回3失点で球団では22年ぶりの高卒2年目での3勝目)中継ぎに迷惑を掛けているので完投できるように頑張ります。

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2015年9月6日のニュース