智弁和歌山・高嶋監督 秋季大会も指揮へ 体調不安も「選抜目指す」

[ 2015年8月26日 10:53 ]

 高校野球の甲子園大会で最多の63勝を誇り、学校側に退任の意向を伝えていた智弁和歌山の高嶋仁監督(69)が26日、続投することを表明した。9月の和歌山国体、来春の選抜大会につながる秋季大会の指揮を執る。体調面に不安があり「(今後)長い期間はできないと思う。今は選抜を目指したい」と説明した。

 今夏の全国選手権大会で責任教師としてベンチ入りした元プロ野球ロッテの喜多隆志副部長(35)を後任に決めていることも明かし「チームを強くしてから代わりたい」と話した。

 長崎県出身の高嶋監督は智弁学園(奈良)の監督を経て1980年に就任。94年の選抜大会で優勝し、夏は97年と2000年に全国制覇した。

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