名投手のシリング氏 自身のツイッターが原因で失職「軽率だった」

[ 2015年8月26日 17:06 ]

レッドソックス時代のカート・シリング氏

 現在行われているリトルリーグのワールドシリーズ(LLWS)を放送している米スポーツ専門局ESPNは25日、同大会で解説を務めているカート・シリング氏(48)をその職から外すと決めた。自身のツイッターで不適切な投稿があったためとしている。

 ダイヤモンドバックスやレッドソックスなどメジャー20年間で通算216勝を挙げた名投手のシリング氏だが、ソーシャルメディアの扱いに関しては自身の投球ほどうまくコントロールできなかったようだ。

 シリング氏は25日、自身のツイッターでイスラム教徒と40年代のナチス・ドイツは似ているといった内容の統計を投稿。これを問題視したESPNは「この投稿は受け入れがたく、わが社の考えを表したものではない」との声明を出し、同日にシリング氏が今後、LLWSの解説を行うことはないと発表した。

 メジャーリーグの解説を続けるかに関しては現時点で不明だが、これを受けて、シリング氏は再び自身のツイッターで「処分をよく理解して受け入れる。私が100パーセント悪い。軽率だった」と反省の色を見せていた。

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2015年8月26日のニュース