広島 9月に試練の12連戦…総移動距離は約3210キロ

[ 2015年8月26日 06:38 ]

丸(右)と話をする緒方監督

 広島は中止となった25日阪神戦が9月25日に組まれたため、同18日中日戦(ナゴヤ)から29日ヤクルト戦(神宮)まで12連戦となった。ナゴヤドームからマツダ、神宮、東京ドーム、マツダ、横浜、神宮と転戦し総移動距離は約3210キロ。緒方監督は「できることなら(きょうは)やりたかった。後ろが詰まってくるししんどくなる。ただ台風の影響だから仕方ない」と、うらめしそうな表情を浮かべた。

 投手陣のやりくりも苦しくなることが予想される。畝投手コーチは「しっかりと投げられる心をつくらないと。(前田健、黒田ら4本柱も)早い段階で打たれれば早めに見切って次の登板に(備える)というのもある」と救援陣も含めフル回転させる考えを示した。

 広島の連戦では93年10月2日巨人戦から12日巨人戦までダブルヘッダーを含む12連戦が組まれたことはあるが7、8日の横浜戦が中止。球団創立の50年以降、12連戦を戦ったことはない。プロ野球では78年に日本ハムが20連戦を戦ったことがある。

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2015年8月26日のニュース