片岡、5年ぶりの5安打大暴れ「松山の皆さん、ありがとう!」

[ 2015年7月28日 21:58 ]

<巨・D>7回2死一塁、左前打を放って5打数5安打とし、大西コーチ(右)と笑顔でグータッチをかわす片岡

セ・リーグ 巨人11―3DeNA

(7月28日 松山)
 2010年4月以来5年ぶりとなった松山での巨人戦。16安打11得点の大勝に歓声を上げる巨人ファンとともに、片岡も5年ぶりの“感触”を味わった。

 「2番・二塁」でスタメン出場し、初回の第1打席で左前打。2回に左前適時打を放つと4回には右前打、5回にも左翼フェンス直撃の適時二塁打と勢いは止まらない。7回の第5打席も左前打を放って5打数5安打2打点と大暴れした。

 片岡が1試合5安打を放つのは西武時代の2010年8月4日、オリックス戦(京セラD)以来。「いいバッティングができた。松山で打てて良かった。松山の皆さん、ありがとう!」とお立ち台では声を張り上げた。
  
 この日は片岡以外にも、4番・亀井が3打点、長野と阿部の2者連続ホームランなど巨人打線が爆発し16安打で今季最多タイの11得点。球宴明けの最近6試合で3点以下の得点力だったチームが、これまでのうっ憤を晴らすように打ちまくり、ホームを駆け抜けた。試合後、原監督は「このところ得点力がね…きょうを境にいい兆候が出るといいですね」。打線“開眼”に期待していた。

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2015年7月28日のニュース