オリックス無安打無得点ペースから一転 ヒヤヒヤ逃げ切った

[ 2015年7月11日 17:27 ]

<楽・オ>6回無死一塁、バリントンは無安打に抑えたまま交代

パ・リーグ オリックス4―3楽天

(7月11日 コボスタ宮城)
 オリックスは5人で継投し、8回途中まで無安打ペースが一転、最後はヒヤヒヤの展開で逃げ切った。

 5月20日のソフトバンク戦以来の登板となったバリントンは5回を投げて無安打と好投していたが、6回途中で緊急降板。5回の小斉の打席でベースカバーへ入った際、右足かかと付近を痛めたとみられる。

 バリントンは6回マウンドへ登ったものの、先頭の阿部のセーフティーバントを処理した際にボールをファンブルして失策。その後、高山投手コーチとトレーナーがマウンドに向かい、そのままベンチに戻って、前田と交代した。

 6回は前田、7回は岸田が無安打に抑え、継投による無安打無得点試合への期待が高まったが、8回から登板した佐藤達が誤算だった。二者連続三振で2死を奪ったものの、大記録まであと4アウトとしたところで3連打を浴び失点を喫した。3点リードの9回は平野佳も2失点と安定感を欠いたが、一打同点の場面を抑え辛くも逃げきった。

 打っては2回、竹原の左越えソロ本塁打で先制。4回にはブランコの右越えソロで追加点を挙げ、6回にはブランコの2点適時二塁打で突き放した。

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2015年7月11日のニュース