八木“カープだけキラー”広島戦防御率0点台!他球団は13点台

[ 2015年7月11日 18:04 ]

<中・広>先発・八木のピッチング

セ・リーグ 中日2―0広島

(7月11日 ナゴヤD)
 中日の八木が6回無失点と好投し今季2勝目。広島戦は4試合目の登板で防御率0・39と完璧に抑え込んでいる。

 直球のスピードは140キロに満たなくても、変化球を交え両サイドを丁寧に突く投球で的を絞らせず。6回まで3安打無失点と封じ込めた。

 その裏、八木の代打で出場した赤坂が中前打で出塁。バントで二進し荒木の適時二塁打で1点先制。さらにルナの中犠飛で1点追加した。

 八木はこの日が今季8試合目の登板となったが、広島戦以外の4登板(阪神、DeNA、ソフトバンク)は4戦全敗で防御率13・14と全く通用していない一方で、広島戦は4試合で2勝1敗、防御率0・39。打率、本塁打、得点がリーグトップの広島打線だけには全く違う投手が投げているかのような好投を続けている。

 4月4日に移籍後初勝利を挙げてから3カ月。思うように結果を出せなかった現状に「チャンスをいただいて全部つぶしてしまって」と反省。この日先発のマウンドに登ったことに「ラストチャンスをいただいたので思い切っていこうと思いました」と話し、「相手ピッチャー(広島・ジョンソン)もすごいいいですし、先制点あげてしまったら流れがいってしまうので、我慢して投げようと思って、それだけでした」と粘りの心情で投げたことを強調して胸を張った。

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2015年7月11日のニュース