福島・ふたば未来学園 草野粘投も及ばず 創部2カ月コールド負け

[ 2015年7月11日 05:30 ]

<ふたば未来学園・南会津>7回途中で降板し、悔し涙を拭うふたば未来学園・エース草野(右)

第97回全国高校野球選手権福島大会1回戦 ふたば未来学園1―12南会津

(7月10日)
 ふたば未来学園は東京電力福島第1原発から20~30キロ圏内にある広野町に今春開校し、創部2カ月で初の公式戦に臨んだが、1―12の7回コールドで南会津に敗れた。

 1メートル54の小さなエース左腕・草野は低めを意識した投球で粘ったが、7回途中で「足に力が入らなくなった」と涙の降板。1勝はお預けとなったが1年生12人は前を向き、遠藤主将も「学べたことが多かった試合。秋の公式戦初勝利につなげたい」と収穫を口にした。

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2015年7月11日のニュース