城島以来の大型捕手!ソフトB 通算93発高校生をドラフト候補に

[ 2015年6月16日 08:30 ]

初芝橋本の黒瀬

 ソフトバンクが、今秋のドラフトの指名候補として和歌山・初芝橋本の黒瀬健太捕手(17)をリストアップしていることが15日、分かった。

 黒瀬は規格外のパワーを誇る長距離砲。鳥取遠征中の13日の八頭戦では「しっくりくる」という木製バットで高校通算93号を放った。昨秋県大会1回戦・近大新宮戦(和歌山・紀三井寺)で推定140メートル弾を記録。昨年11月の練習試合では1試合で5打数5本塁打の離れ業も演じている。

 4月に右肩の肩甲下筋腱を損傷したが順調に回復中だ。「長打力もあるし、夏頃になるかもしれないが(捕手として)投げられるようになってから見てみたい」と小川一夫編成育成部長。ソフトバンクは細川が35歳、鶴岡が34歳など捕手にベテランが多く、05年まで在籍した城島健司氏(前阪神)以来の大型捕手となり得る17歳を今後も徹底マークする。

 ◆黒瀬 健太(くろせ・けんた)1997年(平9)8月12日、大阪府泉南市出身の17歳。新家小1年から「新家スターズ」で野球を始める。ポジションは捕手。一丘中では「貝塚ヤング」(硬式)に所属。初芝橋本では1年春からベンチ入りし、同年夏は三塁手でレギュラー。同秋から捕手。1メートル80、95キロ。右投げ右打ち。

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