ロッテ 井口で4連勝!代打V三塁打、勝率5割復帰締め

[ 2015年6月16日 05:30 ]

<ヤ・ロ>7回2死一、二塁、代打で2点適時三塁打を放つ井口

交流戦 ロッテ6-2ヤクルト

(6月15日 神宮)
 ロッテがパ・リーグの強さを見せつける逆転勝ちで交流戦を締めくくった。立役者はパを支えてきたベテランだった。

 0―2の5回、39歳の代打・サブローが左翼席中段に反撃ののろしを上げる今季1号ソロを叩き込んだ。「流れを変える本塁打になってくれた。良い仕事ができた」。さらに清田、中村、角中の3連打で試合を振り出しに戻した。同点の7回には2枚目の「切り札」が勝負を決めた。2死一、二塁で40歳の代打・井口が中越えへ決勝の2点三塁打。井口の勝利打点は今季3度目で、40代打者では41歳の中日・小笠原の2度を上回り両リーグ最多。勝負強さを見せつけ、チームは4連勝で勝率5割に復帰した。

 ロッテは05年から始まった交流戦の初代、2代目王者。サブローは「昔はもっと強かったけどな」と笑った。今季は10勝8敗で交流戦4位タイへ浮上した。「最後は勢いに乗れて終われた。いい形でペナントレースに戻れる」と井口。勢いを持続したまま、パ・リーグの猛者たちとの戦いへと戻る。

 ≪有藤以来29年ぶり≫39歳0カ月のサブロー(ロ)の代打本塁打は11年7月1日中日戦以来2本目。ロッテで39歳以上の打者による代打本塁打は、86年5月22日近鉄戦で39歳5カ月の有藤以来29年ぶり。

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2015年6月16日のニュース