阪神、意地の白星締め!ハム粉砕で交流戦セ唯一の勝ち越し

[ 2015年6月16日 21:20 ]

<神・日>4回無死満塁、2点適時打を放ち、ナインに迎えられる新井(左)

交流戦 阪神11―4日本ハム

(6月16日 甲子園)
 阪神が4回までに10点を奪う猛攻で日本ハムを圧倒。今年の交流戦ラストゲームを白星で飾ってチームの連敗を4で止めるとともに、交流戦18試合で10勝8敗とセ・リーグで唯一の勝ち越しを決めた。日本ハムは引き分け以上で8年ぶりの交流戦1位が決まる試合で大敗。ソフトバンクが13年以来2年ぶり5度目の交流戦1位となった。

 阪神が早々に試合を決めた。まずは2回、1死から今成の四球と上本の三塁線を破る二塁打で二、三塁とし、鶴岡の右前適時打で2点を先制。さらに2死二塁から鳥谷の左越え適時二塁打で加点した。

 4回には打者一巡の猛攻。先頭・鶴岡の四球から犠打敵失、鳥谷の四球で無死満塁とすると、新井の中前適時打でまず2点。その後、1死満塁からマートンの投ゴロ敵失で2点を加え、さらに2死満塁から鶴岡が走者一掃の左中間二塁打を放ち、この回一挙7点を奪った。

 先発・岩田は大量援護に守られ、完投で今季5勝目。

 日本ハムは先発・有原が4回途中5失点で降板。守備のミスも響き、中継ぎ陣も失点を重ねた。交流戦1位に向け必勝を期していたが、よもやの大敗を喫した。

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