マー君 イチローと初対戦 連続安打の後見逃し三振、遊ゴロ

[ 2015年6月16日 10:53 ]

ヤンキース戦の1回、田中将大投手から右前打を放つマーリンズのイチロー外野手

インターリーグ ヤンキース1―2マーリンズ

(6月15日 マイアミ)
 ヤンキースの田中将大投手(26)は15日(日本時間16日)、マイアミでのマーリンズ戦に先発し、初回に「2番・中堅」で5試合ぶりに先発出場したイチロー外野手(41)と公式戦初対決、イチローが2球目に右前打を放った。

 3回の第2打席は二塁前へのゴロとなったがイチローの俊足が勝り内野安打となった。イチローはこの安打で大リーグ通算、歴代38位タイの2884安打とした。走者を置いて初めての対戦となった第3打席は1死一塁から、この日最速の152キロ直球で見逃し三振だった。

 7回には1点勝ち越された後、2死二塁からの第4打席は遊ゴロに打ち取った。田中はこの回で降板、初の対戦は4打数2安打1三振だった。

 昨年はヤンキースで同僚だった2人。田中は前日14日に「イチローさんとこっちで対戦できるのであれば楽しみ。技術は世界トップクラスの選手だというのは分かっている」と対戦を熱望。

 09年にはWBCに向けた日本代表合宿中にシート打撃で2打席対戦し、空振り三振と二塁内野安打。だが、互いに調整段階だった。真剣勝負の初対決に田中は「見たことがない打者より、テレビで何百打席も見ているのでイメージは湧きやすい」と話していた。

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