精彩欠く11年首位打者…巨人・長野 異例の2軍戦出場へ

[ 2015年6月16日 05:30 ]

巨人の長野

 打撃不振の巨人・長野久義外野手(30)が18日のイースタン・リーグ、DeNA戦(ジャイアンツ球場)に出場予定であることが15日、分かった。ほか数人の1軍若手も出場予定だが、長野クラスの選手が故障明けでもなく2軍戦に出場するのは極めて異例。リーグ戦が再開する19日の中日戦(東京ドーム)に向け実戦で調整する。

 長野は主軸として期待されながら今季ここまで打率・215と精彩を欠いている。昨オフに右膝と右肘の手術を受けたこともあるが、開幕から約3カ月が経過しても状態が上がらない。交流戦を終えた14日、原監督は試合がない18日までの調整について「正しい時間を使って、心技体いい状態でペナントを戦う」と位置づけ、復調を期待する長野の2軍戦出場を決めた。

 巨人はリーグ首位も貯金はわずか2。最下位の広島まで4・5ゲーム差の混セを抜け出すためには12球団中11位と低迷するチーム打率・238の改善が最大の課題だ。得点力アップには11年首位打者、12年最多安打に輝いた長野の打棒復活が欠かせない。

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2015年6月16日のニュース