併殺打少ない打者は?ハム賢介が圧倒的 最下位はあの人…

[ 2015年6月16日 09:45 ]

日本ハムの田中賢

 好機をつぶしてしまう併殺打は、少ないに越したことはない。強い打球ほどリスクが高い一方で、全力疾走することである程度減らすことも可能だろう。そこで併殺打1つ当たりの打数を「併殺打率」とし、通算2000打数以上の現役打者74人で特に併殺打の少ない打者を調べた。

 圧倒的に少ないのが、今季国内復帰した田中(日)の155・3。渡米前は主に1、2番を務め、09年には史上2人目となる全試合出場での併殺打0を記録。同年を含む08~10年にはリーグ歴代2位の862打席連続無併殺打をマークした。2位は大島(中)で132・8。3位は坂本(巨)の109・0で、右打者唯一の10傑入り。坂本は西川(日)とともに、今季規定打席到達者でリーグただ1人併殺打を打っていない。ランキング10位までに通算100盗塁以上が7人と、やはり俊足の打者が多くなった。

 ちなみに74人中最下位は、11日に通算2000安打を達成した和田(中)。併殺打率30・6でトップの田中の約5倍だ。和田といえば独特の伸びのある打球が特徴だが、あまり速すぎるのも問題かもしれない!?

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