デニング 来日4試合目の初アーチ「早い時期に打ててよかった」

[ 2015年5月29日 19:40 ]

<ソ・ヤ>2回無死一塁で右中間に2ランを放つデニング

交流戦 ヤクルト―ソフトバンク

(5月29日 京セラD)
 ヤクルトのデニングに来日初本塁打が飛び出した。

 初回に3点を先制されたヤクルトは直後の2回、先頭の畠山が四球で出塁すると左打席には「6番・指名打者」で先発出場のデニング。

 ソフトバンク先発の摂津が投じた6球目のシンカーをしっかり振り切ると、打球は右翼テラス席に飛び込む2ランとなった。

 バレンティンの故障などもあり、ルートインBCリーグ新潟からヤクルトに緊急加入。26日の入団会見後、同日の日本ハム戦から即起用され、翌日の27日には初安打を記録。4試合、11打席目での一発でチームの期待にしっかりと応えた。

 「低い打球だったのでフェンスに当たると思った」と来日初の手応えを振り返るデニングは「5球目のシンカーに対してタイミングが早くファウルとなったので、もう少しボールを呼び込もうとうまく修正ができた。試合に出始めてから早い時期にホームランが出てよかった。この一本で落ちついて打席に入っていけそうだね」と安どの表情。「本当は神宮で打ちたかったけれどね」と本音も漏らした。

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2015年5月29日のニュース