星野仙一氏、富田勝氏に別れ「さよならは言わない。またな」

[ 2015年5月29日 13:57 ]

富田勝氏の遺影

 南海(現ソフトバンク)や巨人などで活躍し、26日に肺がんのため死去した富田勝氏(享年68)の告別式が29日、大阪市内の斎場でしめやかに営まれた。

 法大時代の恩師・松永怜一氏、三羽ガラスと言われた田淵幸一氏、山本浩二氏に大学時代からライバルで同期の星野仙一氏ら仲間、野球関係者らが参列。松永氏の弔辞に続き、星野氏は「田淵、浩二よりお前に一番打たれた。楽天に行って東日本大震災の時は“お前なら乗り越えられる”と。巨人との日本シリーズ前にも電話をくれ“絶対勝てる。相手は巨人だろ?現役時代、あれだけ巨人をやっつけてきたじゃないか。胴上げを楽しみに待ってるからな”と言ってくれた。さよならは言わない。またな」と語りかけた。

 田淵氏、山本氏も大学時代からの付き合いを弔辞に込め、最後の別れを惜しんだ。

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2015年5月29日のニュース