駒大2年高橋由 初先発初完投勝利「自信になった」

[ 2015年5月29日 05:30 ]

<駒大・国学院大>リーグ戦初先発で完投勝ちした駒大・高橋由

東都大学野球最終週最終日 駒大5―1国学院大

(5月28日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、駒大が国学院大に5―1で快勝。2勝1敗の勝ち点2とした。リーグ戦初先発の高橋由弥投手(2年)が、1失点完投で初勝利。リーグ戦は全日程を終え、最高殊勲選手(MVP)には専大の渡辺和哉内野手(4年)が初受賞した。優勝を決めている専大は6月8日開幕の全日本大学選手権(神宮ほか)に出場する。

 駒大の2年生左腕・高橋由が、リーグ戦初先発を初完投勝利で飾った。最速135キロの直球にプロ注目の先輩・今永から伝授されたチェンジアップとカーブを織り交ぜ、8回まで無失点。9回に1点を失ったものの「完投は自信になった」と笑顔を見せた。岩国商(山口)で3年春夏に甲子園に出場し、13年の18Uワールドカップで日本代表入りした実力派。今季はエース今永を故障で欠き、連覇を逃しただけに西村亮監督は「由弥が投げ切ったことは大きい」と収穫を口にした。

 ▼国学院大・鳥山泰孝監督(先発の)近藤には後がないぞと言って送り出したのだが。下級生の方が度胸があった。

続きを表示

2015年5月29日のニュース