江本氏「一本気で親分肌だった」…富田氏通夜に300人

[ 2015年5月29日 05:30 ]

弔問に訪れた江本孟紀氏

 南海(現ソフトバンク)、巨人などで活躍し、26日に肺がんのために死去した富田勝氏(享年68)の通夜が28日、大阪市内の斎場でしめやかに営まれた。法大時代の監督だった松永怜一氏や南海で一緒にプレーした江本孟紀氏、山中正竹氏、川藤幸三氏、木戸克彦氏ら約300人が参列した。

 法大時代は田淵幸一氏(スポニチ本紙評論家)、山本浩二氏とともに「法政三羽ガラス」と呼ばれ、黄金期を支えた。プロ4球団を渡り歩き、史上2人目の全球団本塁打を達成した。松永氏は「闘争心があった。ジャパンのユニホームを着て若手を指導してほしかった」と話し、江本氏も「一本気で親分肌だった」と故人をしのんだ。

 葬儀・告別式は29日午後1時から執り行われ、松永氏、星野仙一氏、田淵氏、山本氏が弔辞を読み上げる。 

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