ヤク成瀬 2カ月ぶり「勝つのはこんなにもしんどいのかなと」

[ 2015年5月29日 05:30 ]

<ヤ・日>お立ち台でガッツポーズの成瀬(左)と川端

交流戦 ヤクルト7-4日本ハム

(5月28日 神宮)
 2カ月ぶりに手にした白星。お立ち台でヤクルト・成瀬の声が弾んだ。「神宮の開幕戦以来。正直、勝つのはこんなにもしんどいのかなと思った」。

 昨年まで11年間ロッテに在籍した左腕にとって、交流戦は知り尽くしたパ・リーグが相手。4番・中田との対戦で流れを引き寄せた。初回2死一塁では遊ゴロ。6回2死二塁は内角低め直球で見逃し三振に仕留めた。

 3月31日の阪神戦(神宮)の初登板を移籍後初白星で飾り、順調なスタートを切ったかに見えたがその後は5連敗。その間チームも負けていたが、前回登板の5月21日DeNA戦(同)は延長11回サヨナラ勝ち。「僕の中で一つの流れが変わった」と前向きになることができた。「きょうの勝ちをきっかけにどんどん勝っていきたい」と成瀬。その顔に本来の笑顔が戻った。

 ▼ヤクルト・山田(2打数1安打3四球で連続試合マルチ安打は8でストップ)四球から得点できて勝利に貢献できたのでよかった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月29日のニュース